大きな病気や怪我などで収入が得られなくなった時の強い味方が障害年金という制度です。いつ起きるかわからないからこそ、備えておきたいものですが、実は障害年金を受け取るためには事前に覚えておいたほうが良いこともあります。そこで今回は、メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』の著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、万が一の備えにもなる障害年金の仕組みについて解説しています。
在職中に病院行ったかそうでないかで、障害年金額がこんなに違う
長い人生において、大きな病気や怪我を負って働く事が困難になるリスクは誰にでもあります。
そのような万が一の事態になった時に非常に大きな力になるものの一つに公的年金が存在します。
公的年金というと老齢の人が貰うというイメージですが、そのような病気や怪我で働く事が困難になって収入が得られにくくなった時に障害年金という年金があります。
老齢だけでなく、病気や怪我で長い事治療が必要になってしまうとか、あるいは死亡するというのはいつ起こるのかは誰も予想できません。
なお、老齢に関してはいつまで長生きするかわからないので、どれだけ長生きしても年金を支給して保障しますねという事ですね。
よってそのようないつ起こるのかはわからないけど、起こってしまうと生活が非常に苦しくなりかねない時をカバーするために公的年金はあります。
そういうのは今までも言ってきた事なので早速本題に入りたいと思いますが、障害年金というのはその病気や怪我でいつ病院に行ったかという事で随分違う結果になります。
いつ病院に行ったかどうかで、年金額にも相当な違いが出る事があります。
特に在職中に病院に行ったか、それともそうではなかったというところが大きかったりします。
その辺の違いを考えてみましょう。