プロ講師が教える絶対に直したほうがいい3種類の「口癖」とは?

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人の話し方にも癖は誰しもあります。あなたの口癖はなんでしょう。今回のメルマガ『深沢真太郎の「稼ぐ力がつく! 数学的思考の授業」』では、ビジネス数学教育家で大学でも教鞭を執る深沢真太郎さんが、スムーズに世の中を渡っていくために、なおしたほうがいい口癖となおさなくていい口癖について分析しています。

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なおしたほうがいい「口癖」となおさなくていい「口癖」

本日も学びのためにお時間をとっていただき、ありがとうございます。プロの講師は「口癖」はなおした方がいいのか。この問いに答えるのが今回の内容です。

人間ですから、誰しも「口癖」はあります。人前に出て話をすることを仕事にするプロ講師。はたして「口癖」というものはどのように解釈し、どのように付き合えばいいのでしょう。今回もぜひ最後までお付き合いください。

まず結論から申し上げます。

もしあなたに何かしらの「口癖」があったとしても、それをなおす必要はありません。

ただしこの結論には条件があります。その条件をしっかりキャッチすることがこの授業のゴールと言って良いでしょう。

まずは一般論から話しましょう。人は誰しも「癖」があります。「癖」のない人などいません。

例えば歩き方にも癖はあります。靴底のかかと部分がすぐにすり減ってしまう人がいます。一方で、そうでない人もいます。その違いは、歩き方の癖によるものでしょう。

物の見方にも癖があります。細かく掘り下げていくことが好きなタイプもいれば、要するに何であるかが分かればそれで良いと思うタイプもいます。前者は下位概念を探したいタイプで、後者は上位概念さえおさえればOKというタイプ。どちらが良い悪いではなくタイプの違いと言えます。

同じように、話し方にも癖がある。これは当然のことです。ですからまず重要なのは、口癖、つまり「話し方に癖がある」ことをダメなことだと思わないこと。

これは意外と重要なことです。なぜならそれをダメなことだと思ってしまっている時点で、その人は人前で話すことに何かしらのストレスや不安を抱えることになるからです。つまり、整理するとこのようになります。

【NG】口癖があることをダメなことだと思ってしまい、無意識にそれを気にしながら話なければならない

【OK】口癖があることは当然であり、そこを気にすることなく人前で話す

口癖があること自体は問題ではありません。口癖を気にすることで精神的に不安定になることが問題なのです。その不安定さは、悪いことにその講師の自信や積極性を奪ってしまいます。

この授業に参加されているあなたならお分かりと思いますが、自信や積極性のない講師が活躍できるほど、研修講師の世界は甘くありません。専門性やスキル以前の問題で「この講師はダメだな」と評価されてしまうのです。これほどもったいない(悲しい)ことはありません。

本来は気にする必要のない部分を気にしすぎるが故に、別の理由で「NG」を食らってしまう。これこそまさに(適切な表現ではないかもしれませんが)自爆です。私はあなたに「自爆」だけはして欲しくないなと思っています。

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