プロ講師が教える絶対に直したほうがいい3種類の「口癖」とは?

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最後に、「バカ」「アホ」「クソ」などの言葉について。
これは言うまでもないでしょう。講師が心の中で思うのは自由ですが、これを口癖のように無意識に発してしまう講師はちょっと危険です。

「実際そんな人いる?」とあなたは思うかもしれませんが、例えば(誰とは言いませんが)有識者と呼ばれファンもたくさんいるような有名人でも、SNSや動画などで当たり前のように「バカ」「アホ」「クソ」という言葉を使っている人は少なくありません。

それで実業に影響ないのであれば彼らはそれで良いかもしれませんが、人前で大人に指導する講師という仕事においては、極めて危険な口癖です。

もしあなたが普段からそんな言葉を気軽に発しているなら、今すぐにやめたほうがいいと思います。

最後にまとめを。

今回の授業の本質は、「口癖」そのものではありません。自分自身を観察することの大切さです。人前で話をしてフィーをもらう仕事をなさるのであれば、その姿や発する言葉を自分自身が観察するのは当然のことです。私の本音を言えば、これは死ぬほど嫌な作業です(笑)。

こんなに自分は話すのが下手なのかと、こんなに口癖を発しているのかと、愕然とします(笑笑)。しかしそこから逃げていると、やはり自分のことは見えてこないんですよね。

もしあなたが「10年稼げる講師」を本気で目指すなら、やって欲しいことがあります。自分の講義や話している姿を映像で残し、それを客観的に視聴してください。

「口癖」を把握することも大事ですが、そもそも「ていねいに」「聞き取りやすく」話すことができているのか。今の時代に言ってはいけないことが口癖になってないか。

それをチェックすることを絶対にして欲しいと思います。

(メルマガ『深沢真太郎の「10年稼げる研修講師になる授業」』2022年8月4日号より一部抜粋)

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日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士(数学)。予備校講師から外資系企業の管理職などを経てビジネス研修講師として独立。大手企業・プロ野球球団・トップアスリートなどの教育研修を手がけ、一部企業とはアドバイザリー契約を締結し人材開発のサポートを行っている。さらにSMBC・三菱UFJ・みずほ・早稲田大学・産業能率大学などと提携し講座を提供。2018年には「ビジネス数学インストラクター制度」を立ち上げ、指導者育成にも従事している。
数学的なビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、述べ1万人以上を指導してきた教育の第一人者。世界中の学校と企業で「ビジネス数学」が学べる世の中にすることを使命としている。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなどメディア出演も多数。著作は国内累計25万部超。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。BMコンサルティング株式会社 代表取締役 一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事 国内初のビジネス数学検定1級AAA認定者 国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター

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