一人のお客様に時間と労力を奪われてしまう─。営業で、そんな経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか。今回のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』では、著者で営業コンサルタントの菊原智明さんが、時間と労力を奪う客を見極める方法とその対処法について語っています。
この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ
時間と労力を奪うお客様を見極める方法
ダメ営業スタッフ時代のこと。クロージングを苦手としていた。苦手という意識があるため、できる限りの準備はした。
・予算にあう見積書
・クロージングトーク
・最後の一押しでサービスするオプション
などなど。いろいろと準備して臨んだものだ。
しかしアッサリ失敗に終わる。「クロージングはなんて難しいんだ」と頭を抱えたものだった。
一番きつかったのは“奥の手を出してから値引き交渉される”といったこと。
値引きしてからの「今決めて頂ければこのオプションをサービスします」といった作戦。これがアッサリかわされる。
お客様にもてあそばれて捨てられる。そんな感じだったのだ。