このように、経済制裁をくぐり抜けるので生産地を空爆しないと、生産数量を少なくできないし、生産地を空爆すると核戦争の危険があり、生産を停止できないと、戦争状態が続くことになり、消耗戦は長期に渡る可能性もある。
そして、当初、中国製の半導体を使ったが、不良品率が高くて使い物にならないと結論したようである。
その結果、西側の洗濯機と冷蔵庫が大量に売れることになっているようである。
欧米諸国も無限大に砲弾などをウクライナに提供し続ける必要になっている。
それと、多数の防空システムの提供が必要であり、ドイツがポーランドに提供するとしたパトリオットPAC2防空システムを、ポーランドはウクライナに提供してと要望している。ドイツはNATOが認めないというが、NATOは、ドイツ次第と回答した。ポーランドがドイツ軍の侵攻を受けているので、パトリオット部隊でもドイツ軍を国内に入れたくないと思うのは、よくわかる。
なお、停電していた地域の70%程度は、原発が稼働したことで、11月26日朝までに復旧したようであるが、1週間後には、またミサイル攻撃をロ軍は行うことになるが、さすがに原発を叩くことができないので、送電線を復旧すると電気を得ることができる。
このため、復旧は比較的早く済むことになる。そのため、頻繁にミサイル攻撃をする必要にもなる。
もう1つ、駐ロシア・イスラエル大使はロシア外交部副部長に対して「ロシアにイランが無人ドローンと弾道ミサイルを供給し続けるなら、イスラエルはウクライナに高精度の弾道ミサイルを供給する可能性がある」と伝えた。
しかし、イスラエル製の弾道ミサイルで、国外に出せるのはLORAしかない。これは、イスラエル軍には採用されていないので、在庫があまり無い。このため、生産する必要があり、すぐには供給できなようだ。
これでも、ロシアに中立であったイスラエルもウクライナへ兵器を供与することになる。
南部ヘルソン州
ウ軍は、ドニエプル川西岸を奪還して、東岸のキンバーン半島の奪還を目指しているようであり、特殊部隊が数回渡河したし、ロ軍部隊も配置せずに、砲撃で対応するようである。
このキンバーン半島をウ軍が奪還すると、対岸のミコラーユのウ軍海軍部隊の自由度が上がることで、クリミア攻撃をしやすくなるという。そして、ウ海軍特殊部隊が半島の付け根のザバリネを奪還し、徐々に前進しているという。
ドニエプル川東岸を徐々に前進していることになる。ロ軍の抵抗がそれほどないという。精鋭部隊をドンバスなどに転戦させて、東岸は動員兵に守らせていることで、ロ軍は弱い可能性がある。
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