会議で受け身な社員たち。どうすれば積極的に動くようになるのか?

Business people group meeting shot from top widen view in office . Profession businesswomen, businessmen and office workers working in team conference with project planning document on meeting table .Business people group meeting shot from top widen view in office . Profession businesswomen, businessmen and office workers working in team conference with project planning document on meeting table .
 

会議や議論が円滑に、そして有意義なものになるために動く人をファシリテーターと呼びます。彼らはいったいどのようなスキルを使っているのでしょうか?今回、メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で土井英司さんが紹介するのは、 ファシリテーションの基本から使える会議術について語られた一冊です。

会議の達人になるテクニックよ⇒『話が進む仕切り方』

B0BGHD6196.01._SCLZZZZZZZ_SX500_
話が進む仕切り方

沢渡あまね・著 技術評論社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、『職場の問題地図』が話題となった、ワークスタイル&組織開発専門家の沢渡あまねさんによる、注目の新刊。

※参考:『職場の問題地図

サブタイトルに「会議/プロジェクト/イベントを成功させるファシリテーションの道具箱」と書いてあることからもわかるように、ファシリテーションのテクニック集です。

限られた時間で有用な会議をするために、ファシリテーターが知っておくべきTipsをまとめているので、自分が会議の担当になった時などに、紐解いてみるといいでしょう。

本文では、ファシリテーションの基本に始まり、BGMやオープニングスライド、時計等のツール活用法や仕切りの仕方、まとめ方、「詰んだ」と思った時の打開策など、会議で使うと有効な90の秘伝がまとめられています。

秘伝1につき見開き2ページのシンプルな構成なので、大変読みやすく、スキマ時間の読書にはもってこいの一冊だと思います。

部下との1on1や後輩の相談、コーチングなどでも使えるコミュニケーション方法が書かれているので、「うちの会社はそんなに会議多くないよ」という人でも、読んでおくといろいろ勉強になると思います。

「多様性」や「組織力」は、それを使いこなすリーダーのコミュニケーションスキルがあって初めて生きるもの。

組織のダイナミズムを維持したまま、皆が調和できる、そんな理想的な組織を実現するために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

print
いま読まれてます

  • 会議で受け身な社員たち。どうすれば積極的に動くようになるのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け