会議で受け身な社員たち。どうすれば積極的に動くようになるのか?

Business people group meeting shot from top widen view in office . Profession businesswomen, businessmen and office workers working in team conference with project planning document on meeting table .
 

さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。

◆会議の5つの養素
1.目的 2.インプット 3.成果物 4.関係者 5.効率

の人は何が得意か?いわば何のプロフェッショナルか?この言語化は、メンバーのチームやプロジェクトにおける期待役割を明確にしたり、メンバー相互の自発的な助け合い(ヘルプシーキング)や化学反応を誘発します

期待に成長イメージを添える

受け身、やらされ感を問いかけで変える
「あなたはこのプロジェクトで何を学びたいですか?」
「この場を通じて、どう成長したいですか?」

昼休み前は5分早く終わる

毎事ゼロ分に時報を流す

オープニングスライドを利用して、事前に知っておいてほしいこと、お願いしたいことをあらかじめ参加者に伝えます

目的地と各ステップと現在位置を示す

キーワード/キーフレーズでまとめる

キーワード/キーフレーズを考えるコツ
1.世の中で流行っているフレーズやワードをパクる
2.その組織や地域の口ぐせや習慣をからめる
3.英語や数字の略称を作る
4.韻を踏む
5.変化球・反対語

文学的な表現は言い換える

意外な能力や「向き・不向き」を発見するチャンスを作る

たとえば、2人1組であるテーマに対して考えた後、互いに意見を言う場合、3分-3分-3分などすべて同じ時間設定にすると、テンポよく進行しやすい

「方向性」と「論点」を分類し、合意事項と未合意事項を明確にする

その場にない観点を投げ込んで話を広げる

「上の句」と「下の句」に因数分解する

人間はそれぞれ価値観やタイプが違う上に、動物である以上、疲労しますし、集中力や感情にもムラがあるもの。

そんな集団をまとめていくために、本書で書かれたファシリテーションスキルは、きっと役に立つと思います。

ぜひ読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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