条件あり。病院の「予約したのに1時間待ち」を回避する裏技とは?

 

前の患者さんが診察室から出て行ったのに呼ばれない

あの人の次だな、と思うと「いつ呼び出されるだろう」と緊張しますよね。でもそこから無駄に長く待つことがあります。さて医者は何をしているんでしょうか?

中にはガチで休憩している人もいるかもしれませんが(あとはトイレとか)、わかりにくいパターンとして「さっき出て行った人がどうしても今日病院が発行しないとまずい書類の作成依頼をしたので必死こいて今書いている」というのがあります。締め切りが差し迫っている書類を突然出されたり、「うちでは無理だ!」となった患者さんの転院先を必死に探すために診療情報提供書を書いていたり(他の病院に紹介する場合受けてもらえるか確認する前に紹介状が無いと確認もできません)、医者が受診時に取りに来ると言われていた書類を書くのを忘れていたりナドナド……。後は前述した「病棟の急変対応」や「薬局からの疑義照会の対応」などを患者さんと患者さんの間にしていると「何もしているように見える診察室」が生まれます。

また診察室の後ろは大体繋がっているので別の部屋の先生に対応相談をしている状態でも外から見れば何もしていない診察室になります。

完全に言い訳に聞こえるとは思うんですけれど、実は見えないところで色々やっててお待たせするのは本当に申し訳ないのですがお許しください!としか言えない日もあります。正直お待たせしなくて良いならこちらも嬉しいんですよね……。なのでわざとお待たせしていることはほぼ100%無い(やる意味が無いし)です。まぁ患者さんからしたら「そこも込みで予約をちゃんと調整して欲しい」と思われるのは当たり前なのですが……。

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