「1+1」の答えをより多く出せる人がビジネスで生き残れるワケ

Smart little girl writing the right answer for math equation with painting brush on wall background
 

選択肢を多くする方法

選択肢を多くするにはどうしたらよいのか。それには人の意見を取り入れることが重要になってきます。書籍やセミナーからでも良いし、上司や同僚、そしてもちろん部下からの意見も取り入れ選択の幅を広げます。部下からの意見を聞くときに注意する点が3つあります。

1つ目は、話を最後まで聞くこと。途中で話を遮ることは、取るに足らない意見だと決めつけることになり、部下のやる気を奪ってしまう可能性があります。

2つ目に、部下の話を聞き終えたら、主体的に発言したことを評価すること。部下が上司に自分の意見を述べるのは勇気がいることです。その勇気を認めてあげることで、部下は意見を出しやすくなります。意見交換が活発になれば、現場に活気が生まれます。

3つ目に、全否定をしないこと。部下はあなたより知識も経験も少ないのですから、必ずしも素晴らしい意見を述べることはできないでしょう。それでも、いつも良いところを探すスタンスで部下の話に耳を傾けましょう。修正や改良を加えることによって、良い意見に化ける場合もあるからです。

これから生き残れない人は、絶対的真実思考です。自分のやり方が正しい、1つの方法しか正解がないと考え部下や人の意見を聞かず、職場を窮屈にします。メンバーはやる気を失い指示待ち社員になり、仕事が遅くなります。

これから生き残れる人は、相対的真実思考です。色々なやり方のなかから最善な方法を探そうとします。そのため部下や人の意見に耳を傾けます。現場は活気づき、社員のモチベーションも上がり、組織が円滑に進むのです。

この記事の著者・石川和男さんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shuttertstock.com

石川和男この著者の記事一覧

アナタの会社はなくなる?? 平均寿命が80年、働く期間は約45年。一方、会社の平均寿命は23年と言われています。会社のほうが圧倒的に寿命が短い。さらに、AI時代の突入で、10年~20年の間に現在の仕事の9割は無くなると言われています。同じく9割の人が、今の仕事と違う仕事をしていると言われています。そんな状況のなかで、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになる方法をお伝えします。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』 』

【著者】 石川和男 【月額】 ¥330/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎月 第2木曜日・第4木曜日

print
いま読まれてます

  • 「1+1」の答えをより多く出せる人がビジネスで生き残れるワケ
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け