北方四島が日本の領土に。核戦争で崩壊するロシアと「プーチン後」の世界

 

2023年以降を予測する

2023年は、ロシアが敗北することになる。しかし、敗北の前に、核戦争になる。核使用なので、中国もロシアへの非難を開始するが、核の報復が起き、ロシア全土が崩壊する。来年に起こらないかもしれないが、ここ数年で達成する。ロシアが勝つことはないからだ。

勿論、ウクライナや欧州も核攻撃で、大きな被害を受けるが、ロシアの方が核攻撃でのダメージは大きいことになる。ロシアは2回目の敗戦となり、ロシアの分裂となり、民族自決で地方民族の個々が独立することになる。

世界景気は、戦争後、ウクライナの復興やロシアでも放射線除去などの大きな需要が出るので、年後半や数年後には、景気は上向くかもしれないが、戦争が終わるまでは、戦争と米国景気後退で暗い時代になる。もう1つがロシア内諸民族の独立した個々の国への支援を行う必要がある。民主政治のあり方も教えないといけない。

日本は、戦争後、ロシアから北方四島が返ってくるし、樺太や千島の保護領化になるかもしれないが、ロシアの核除去やシベリアなどの独立国への援助などで、米国からの要請で人員の派遣や資金援助をすることになるとみる。

そろそろ、ウクライナ侵略戦争後の計画を立てて、その準備をする段階に来ている。このため、岸田首相は、訪米することになったとみている。ロシアの民主化とロシア内諸民族の独立を欧米日でどう支えるかを今から、その体制を整える必要がある。

この戦争で、農産物やエネルギーの不足が意識されたことで、農産物とエネルギーの自給自足化を行い、農業とエネルギーについては、保護貿易化も仕方がないことになってきた。この一環として、安全な原子力発電を再稼働することになったようであるが、再生可能エネルギーの構築こそが必要である。

もう1つが、コストの安い水素生産には、高熱炉が必要であり、その高熱炉の新しい原子炉を立てていくことである。こうすると、FCVにも芽が出てくることになる。

この状況で、世界的な自由貿易体制は崩壊したことになる。特に中国に生産を頼ることは難しいことになった。グローバル化から日本独自の生き残り、欧米日連帯での生き残りを模索する必要になっている。自由主義経済圏から専制主義国家の排除である。

専制主義国の崩壊が、今後、続くことになる。個々の人間の自由を権威や暴力で束縛する政治体制を欧米日を中心に、認めないことになり、国連もロシアを追い出して、自由主義国の連携で運営して、独裁政治を根絶する組織になる。または、国連とは別にそのような組織を作る必要がある。

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