北方四島が日本の領土に。核戦争で崩壊するロシアと「プーチン後」の世界

 

とうとう、人間解放の時代が到来するが、もう1つ、財政赤字を垂れ流す政治は、いつか限界に来る。既に欧米諸国は限界に達して、金利を上げて、インフレを起こし、国債の負担を大幅に縮小しているが、これを日本も行うと、財政破綻になる可能性があり、徐々に行う必要になっている。

そこが難しい。インフレを起こさないと国債負担が重いので、財政上の自由度がなくなる。しかし、インフレが大きいと、庶民が生活できないことになる。2%インフレ程度の低いインフレを維持していくことが必要なのだ。

しかし、財政限界が早いか、ロシア敗戦で世界秩序が変わるのが速いかで、日本の将来は、大きく変わることになる。ロシアのシベリアを解放して、日本企業と日本が支援して、資源開発をすれば、エネルギー面での負担が軽減されるので、インフレを大きくしないようにして、財政破綻を免れるかもしれない。

もう1つ、日本の財政破綻の防止には、地方の生産性を向上のために、生産コスト削減可能な大規模農家を拡大して、地方の税収だけで地方運営して、地方交付税を縮小するしかない。

大規模農家にすると、地方の人口は激減して、行政の統合化とそれに伴い行政経費も削減できる。大規模農業にすると、収穫量が減るという議論がされていたが、実際は収量に大きな差はない。

そして、その結果、農村部の人口減少で農村議員数も削減させて、日本を都市中心国家することである。

それと、ロシアの敗戦でロシア領の統合を中国も狙ってくるので、ロシア敗戦は、新しい世界戦争の始まりになる可能性もある。そして、中国も専制政治の終焉を迎えることになるが、それが2023年ではない。近い将来であろう。

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