編集後記「締めの都々逸」
「イノベーションとは 何でもやって 文句気にせず 進むこと」
イノベーションが進まないのは、自分の領域を守り、他人との対立を避けているからだと思います。
商売で勝つということは、誰かが負けるということです。もちろん、自分が負けることもあります。でも、対立を恐れていたら、前に進めない。だから、場合によっては、戦う覚悟が必要です。
しかし、日本人は争いも対立も好みません。自分でコツコツ技術を磨くのが好きなんです。でも、技術を磨くのは何のためでしょう。道を究めるのが目的であれば、それで良いのですが、ビジネスが目的ならばどこかで勝負しなければなりません。
イノベーションの第一歩は「喧嘩上等の精神」だと思いますよ。(坂口昌章)
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