新品の隣で中古品を販売。家電大手『ヤマダデンキ』の取り組み

 

ヤマダデンキ・アウトレットでは、新品と中古品を併せて展示するようになりました。

新商品、アウトレット、中古品を並べ、お客さまの要望に合う商品を提供するようにしています。

中古品の再生工場を新規事業として立ち上げ、中古品を新品同様にまで点検・修理し、再度、市場に出しています。

再生できないものは、使えるパーツを取り出し、ストックし、別の家電修理に使っています。

これまで捨てられるばかりだった家電をリサイクルし、再び消費者に使ってもらえるようにしているのです。

非常に有意義な取り組みで、これからの日本には絶対に必要なことです。

使い捨て時代を終わらせ、あらゆるものをリサイクルし、社会を循環させなければなりません。

これこそが、健全な暮らしのスタイルなのです。

こうした社会を実現するためには、人びとの意識改革とともに、さまざまなものを無駄にせず、大切に使い続けることが重要です。

経済面においても、モノを作り続けるだけではなく、リサイクルを新しいビジネスと捉え、循環型社会を形成する過程での利益追求を考えるべきです。

image by: yu_photo/Shutterstock.com

佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント)この著者の記事一覧

なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座 』

【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

print
いま読まれてます

  • 新品の隣で中古品を販売。家電大手『ヤマダデンキ』の取り組み
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け