【男の更年期】いくつあてはまる? 30代も危ない男性更年期障害

2015.02.05
by まつさん。
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男性更年期障害の主な症状

性機能関連

性欲の低下や勃起障害(ED)です。テストステロンには興奮作用のある神経伝達物質ドーパミンを増やす効果があるほか、勃起に関わる一酸化窒素とも関係が深いので、テストステロンの減少はつまるところのEDや性欲の減衰、頻尿等に直結します。

精神・心理症状

俗に言われるうつ症状です。テストステロンの減少により、肉体的・精神的健康感の減少や不安感を感じさせます。これらの影響による不眠やうつ症状が集中力の低下や倦怠感、いらつきなど様々な精神状態に影響していきます。40代前後の働き盛りに発症する可能性も高いので、ミスが増えたり正常な判断能力が落ちる、物忘れが増えるなど、直接仕事に影響しやすい点に注意しなければなりません。

身体症状

男性特有の症状に加え、女性の更年期障害と同じく、多汗やからだのほてり、睡眠障害や関節痛などがあります。テストステロンは男らしさを形成するために必要な物質です。これが減少することで筋力や体力の減退を感じやすくなることが分かっています。さらにテストステロン値が下がると内臓脂肪が増えると言われ、更なる運動不足・疲労感・内臓脂肪増加のトリプルパンチがかかってきます。そのほか髭ののびが遅くなったり体毛が減るなど表面に出る症状もあります。女性の更年期障害と重なるものとしては、からだのほてりやめまい、眠れなかったり常時眠気が抜けないなどがあてはまります。

男性更年期障害を防止する方法

ウォーキングなど続けやすい運動
男性更年期障害への対策として最もおすすめなのがウォーキング。更年期障害はホルモンバランスの崩れから引き起こされるので、体内のホルモンバランスが正常に保たれるよう日光にあたったり、適度な運動を行うことが非常に効果的。休日は軽いウォーキングや散歩など、気軽に始めやすい運動がおすすめです。

睡眠の質を上げる

睡眠が人に与える影響は多大です。夜眠ることで副交感神経が働き、からだとこころをリラックスさせます。

バランスの良い食事をとる

テストステロンを増やす食べ物としてネギ、玉ねぎ、にんにくなどがおすすめです。タンパク質と同時にとるとさらに効果的と言われています。また、テストステロンを増やすために必要な成分としてあげられる「亜鉛」は牡蠣や卵などに多く含まれています。なかなか食事に取り入れにくい場合や手っ取り早く摂取したい人はサプリメントでも摂取できます。

女性の更年期障害は閉経前後の5年ほどで症状が落ち着くと言われますが、男性の場合は加齢やストレスに伴いどんどんテストステロンが減少していきます。テストステロンが低いと、これまでに挙げた症状が出てくるだけでなく心筋梗塞などの命に係わる病気にもつながると言われています。

何よりも、いつまでも元気で男らしくあるためにも男性更年期障害には注意しておきたいですね。

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