ガーシーが開いた「ジャニーズの闇」という扉。次は日本の「テレビ界の闇」が暴かれる番だ

 

ガーシーが短期間で稼いだ収益の額

当時の主な収入源は暴露動画の広告収入の1億1千万円と、会員制サロン「GASYLE(ガシる)」の2億円らしい。それだけ注目を集めたということであろう。それにしてもこの短期間でものすごい収益だ。

その顧客層、及び支持層というのはどんな感じなのか?

調べてみると、ガーシーはインターネットを活動の拠点としていることもあって若者からの人気が高いと思われがちだが、そうでもないらしい。

実際は立花党首やガーシーの支持層については35-44歳が24%、45-54歳が37%、55-64歳が19%と、中高年が全体の8割以上を占めているという情報がある。飛び抜けて若年層からの支持が高いとは言い難いということだ。

要は社会へ出て、不満不平が積み重なった主に男性の琴線に響いたのは間違いない。なにを隠そう、この自分もその支持層にすっぽりと収まる。

彼のパーソナルを知るのに面白い話がある。

ガーシーは喫煙も飲酒もしないため、酒の席で泥酔していた人たちが後日覚えていないような痴態も同席したガーシーは覚えていることが多かったという。アテンダーは皆と一緒になって飲んで歌っていたら確かに芸能人のフォローはできないだろう。

芸能界のウラもオモテも知り尽くしているこのガーシーが、YouTube内での暴露の最中に発した、「芸能界をクリーンにしたい」という言葉は芸能界のダークを知り尽くした痛感な言葉だった。

そして、それは現実味を帯びてきた。

結果、今の「ジャニーズ問題」に繋がっていくのだから、思いは現実化している。実際にはこの「ジャニーズ問題」でさえ、氷山の一角だと思うが、今まで都市伝説での語らいばかりだと思っていたことが現実となった良例だろう。

そんな中、21日発売の「週刊文春」は、「ジュリー前社長が“涙の会見”直後にハワイで豪遊」と題した記事を掲載した。

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