『ジョジョ』の荒木飛呂彦はどうやって取材してマンガを創作しているのか?

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独特な世界観を持つ漫画として幅広い世代から人気の作品「ジョジョの奇妙な冒険」。そのファンブックを読んだ無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者土井英司さんは、いち仕事人として本当にためになる内容だと絶賛。その内容を紹介しています。

【荒木飛呂彦の創作術】⇒『ジョジョマガジン2023WINTER』

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ジョジョマガジン2023WINTER

荒木飛呂彦・著 集英社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、『ジョジョの奇妙な冒険』ファンのためのファンブック第3弾。

特集に、『荒木飛呂彦の取材術』と、『続・荒木飛呂彦の漫画術』があったので、創作のヒントに読んでみたのですが、大正解でした。

デビューから40年以上、現役を続ける人気漫画家が、どうやって創作しているのか、どんな取材をしているのか、どんな心構えで仕事に向かっているのか。

いち仕事人として読んで、本当にためになる内容だと思います。

途中、池田エライザさんが『ジョジョの奇妙な冒険』のファッションやビジュアル、キャラクターについて語るインタビューもあり、ファッション・映像に興味のある方も必読。

巻末には、『ジョジョの奇妙な冒険』初代担当だった椛島良介さんとの葉山加地邸での「打ち合わせ」もあり(葉山加地邸は、ドラマ『岸辺露伴は動かない』のロケ地)、こちらも興味深く読ませていただきました。

勉強になったのは、著者が主人公と悪役を必ずセットで作るということと、キャラクターを立てるために、キャラクターの「身上調査書」を作っているということ。

本書には、手書きの「身上調査書」も紹介されているので、イメージが湧くと思います。

奥行きのある創作、キャラクターには、やはり奥行きのある思索、工夫があるのだということを理解しました。

著者、編集者、クリエイティブに関わる人は、ぜひ読んでおくといいと思います。

また、コミュニティがビジネスの鍵を握る時代に、著者がどうやってファンの心を掴んでいるか、という点でも勉強になりました。

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