腰掛け兼業「地方議員」に食い潰される日本「年間3000億円ムダ」実態…“痴呆議員”世襲率が国会議員より高いワケ

 

地方議員に「生活給」は必要か?日本の常識は世界の非常識

地方議員に生活給ともいえる高額の年間報酬を支払っている国は日本ぐらいです。

海外の地方議会はボランティア議員が中心で、まともに生活できるような報酬はもらえません。

年間50万円もらえれば御の字であり、200万円を越えるような地方議会議員は稀なのです。

議員になる人も、サラリーマンや主婦など、ごくごく市井の人が、ボランティア意識で選ばれているのです。

当然ですが、議会は夜間に開かれることも多いのです。昼間働いていても参加することを可能にするためです。

翻って日本の地方議会議員は、“国会議員のパシリ”以上のはたらきをしていません。これはロクに地方議会の実態や事実を報道してこなかったマスメディアに大きな責任があると言えます。

日本の議会制民主主義は、風前の灯にあるのです。(本記事はメルマガ3/25号の抜粋です。ご興味をお持ちの方は初月無料のお試し購読をどうぞ。3月分の記事をすべてお楽しみいただけます)

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投資コンサルタント&マネーアナリスト。富裕層向けに「海外投資懇話会」を主宰し、金融・為替・不動産投資情報を提供。著書に『眠れなくなるほど面白い 図解 経済の話』 『面白いほどよくわかる最新経済のしくみ』(日本文芸社)、『経済のカラクリ』 (祥伝社)、『見るだけでわかるピケティ超図解――21世紀の資本完全マスター』 (フォレスト出版)、『知らないとソンする! 価格と儲けのカラクリ』(高橋書店)など著書多数。

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