日本では「リア充」な若者ほど団塊世代と疎遠に?
今回はコロンビア大学で大規模なデモが発生したことで、60年代のベトナム反戦運動を描いた映画『いちご白書』がある種「再現」された格好となりました。
この映画の主題歌といえば、「サークル・ゲーム」ですが、これを作詞作曲したジョニ・ミッチェルなども、今の若者には人気があります。
ミッチェルは、一時期Splifyから楽曲を引き上げて騒動になったことがありました。
ネトウヨ的な陰謀論のポッドキャストを放置したことへの抗議だったのですが、結局は引き上げが長期化する中で、影響力低下を恐れたのか、今は楽曲が戻されています。
そして、戻ってきてみるとやはり聴取数はものすごいわけです。
楽曲で言えば、”Big Yellow Taxi” が再生数1億7千万で、ビートルズの”Yesterday”が6億という数字と比べても、ミッチェルの人気はかなりと言えます。
どうして団塊世代のカルチャーの影響力が、今の若者にも残っているのかという点ですが、個別の問題として家族の関係の良さのようなものはあると思います。
やや主観的な言い方になりますが、日本の場合は同世代間の「リアル」が充実して「コミュ力」のある人物は親とか祖父母には「むしろ反抗、自立」しているケースが目立つように思います。
アメリカはむしろ反対で、同世代間での人間関係が豊かな人物の場合は、親とか祖父母とかとも良好な関係を保っているケースが目立ちます。