YouTubeでフォロワー数55万人以上の脱・税理士スガワラくん。彼が起業するために重要な商売入門書を書き上げて話題となっています。今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが紹介しています。
【実践で使えるビジネスセンスを学ぶ】⇒『タピオカ屋はどこへいったのか?』
『タピオカ屋はどこへいったのか?』
菅原由一・著 KADOKAWA
こんにちは、土井英司です。
本日ご紹介する一冊は、YouTubeでフォロワー数55万人以上、商売や税金の情報を発信し続ける、脱・税理士スガワラくんこと菅原由一さんによる、商売の秘訣集。
一見するところ、YouTubeはダークな印象で、かつ税金絡みの情報が多いようですが、本書では商売の話を中心に展開しています。
これからスモールビジネスを立ち上げる人に覚えておいて欲しい商売の原理原則・秘訣が満載で、これは良い本だと思いました。
タイトルは『タピオカ屋はどこへいったのか?』となっていますが、決して流行りの商売に飛びつくことを揶揄しているわけではありません。
流行りに乗るなら、イニシャルコストを徹底的に抑えて短期で稼ぎ、撤退するなど、現実的な商売の対応策を書いているのです。
イニシャルコストを抑える他にも、
- 市場の隙間を埋めること
- カスタマイズして顧客満足度を上げること
- 用途や場所を変えて高価格化すること
- シンプル化すること
- 入手困難なモノを売ること
- スイッチングコストを上げて乗り換えを防ぐこと
など、商売で使えるヒントが数多く紹介されています。
難しい経済学や経営学を学ぶ余裕はないけれど、商売では成功したいという人には、うってつけの内容ではないでしょうか。
税理士の著者が書いているだけあって、数字面での根拠がしっかりしており、現実的な商売の秘訣が学べると思います。
儲かって、かつキャッシュの回転も速い。しかも継続する。そんなビジネスを手掛けたい人は、読んでおいて損はないと思います。








