大谷翔平が「世界のオオタニサン」になった理由を栗山英樹が分析

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世界中が注目する大谷翔平選手。その強さはどこにあるのでしょうか。無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、元侍ジャパン監督の栗山英樹氏が、臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺氏との対談で大谷翔平選手について語った一部を紹介しています。

大谷翔平は、なぜ世界の大谷翔平になったのか

昨年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンを世界一に導き、今年より北海道日本ハムファイターズの最高責任者であるチーフ・ベースボール・オフィサーに就任した栗山英樹氏。

氏が尊敬して已まないのが臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺氏です。

2023年10月号特集「出逢いの人間学」に掲載されたお二方の対談記事「世界の頂点をいかに掴んだか」は非常に大きな反響を呼びました。

あれから約1年、6月6日に都内ホテルで再び両者が相まみえ、さらに深奥な人間学談義に花を咲かせました。

本日は最新号の『致知』2024年8月号に掲載されている対談記事の一部をご紹介いたします。

大谷翔平はなぜ世界の大谷翔平になったのか

【横田】

今年も大谷翔平選手の活躍は目覚ましいですが、大谷翔平はなぜ世界の大谷翔平になったのか、これについてどう思われますか?

【栗山】

もちろんご先祖様からの遺伝子がうまく組み重なって、あれだけの体格と能力が生まれているのは事実ですけど、僕が思っているのは「自分で考えて自分で答えを出してきた」ということです。

自分で考えてやったことしか、失敗した時にプラスにならないという話をよくするんです。

要するに、人から言われたことを鵜呑みにしてやっていると、うまくいかなかった時に本質的に自分のせいにならないので、進み方が遅いという感覚を彼は持っていると思います。

二刀流という、前例のない初めてのことに挑戦するに当たっても、練習メニューを最後は全部自分で考えなきゃいけない。

常に自分で考えて自分でやってきた習慣が、ああいう選手をつくり上げた。

ですから、子供の時からできるだけ自分で考えて失敗をする、

自分で考えて成功するという経験をさせてあげる必要があるというのが、僕が彼から得た学びですね。(『致知出版社の「人間力メルマガ」』2024年7月11日号より一部抜粋)

image by: Conor P. Fitzgerald / Shutterstock.com

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【著者】 致知出版社 【発行周期】 日刊

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