中国バイドゥの自動運転タクシー、料金が10kmたった80円の激安も“苦情”が絶えず大炎上のワケ

 

運転手失業率上昇も

まだエリア制限しなければ対応が難しい自動運転サービスだが、それでも今後、それは緩和されていく。

そうなると、大変になるのが既存のタクシー・配車サービスの運転手や運営元だ。

今は武漢の限定エリアだけだが、自動運転サービスは基本的にはどこでもコピーしやすい業態。

すぐに自動運転サービスが普及してしまうと、失業率回復に寄与したとされる配車運転手業も廃業、失業率上昇に直結する可能性がある。

「遅さ」問題は未解決

一方で、自動運転のあまりにも正確性追及による「遅さ」は武漢でも顕著で、苦情もまだ多い。

あるユーザーは「夜11時以降夜中から朝方までだけ営業を認めるべきだ」などをコメントしているという。

車両が少ない時間帯ではないと、自動運転サービスはいまだ現実的ではない、というのが現地の評価のようだ。

出典: https://mp.weixin.qq.com/s/Q36SJfiqIgxT3PdiuGCb8Q

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