松本人志 活動再開やはりNG?「ホテルで性被害受けた」新疑惑噴出で“松本信者の気持ち悪さ”が注目を集めるワケ

2024.11.13
by 東山ドレミ
 

「あと何人の証言者が出てくるかまったく予想がつかない」

性加害疑惑は「事実無根」だと息巻いていた松本は、この1年というもの一貫して“独り相撲”を取り続けた。自分で芸能活動を休止し、自分で多額の損失を発生させ、自分でスラップ訴訟を仕掛け、自分でその訴えを取り下げた。すべて例外なく松本のマスターベーションだった。

自宅で筋トレくらいはやっていたかもしれないが、それ以外は何もしていない。この間、松本は何ら反省もせず説明もなく、ただ逃げ回っていただけに等しい。単に「あれからもうすぐ1年が経つ」というだけで“みそぎ”が済むわけがない

また、告発女性に対する“売名行為”との批判も周回遅れの難癖と言える。たとえば遠藤は『アイドリング!!!』元リーダーとしてすでに知名度は十分あり、現在もボイストレーナーとして大いに活躍している。経済的に困窮している様子は見られない。むしろ、そんな彼女が今回、自らの社会的評価を下げるリスクを冒してまで、顔出し実名で「新たな被害者」の存在を発信したことの意味を重く見るのが普通ではないか。

松本サイドは性加害の“物的証拠”という言葉がお気に入りのようだ。だが、多くの被害女性による「証言」も信用に足るものが積み重なれば有力な証拠として扱われる。“松本信者”がどう言おうが、これは法的な常識だ。それが不服なら松本は最後まで裁判を戦うべきだった。

現実の訴訟は、和解ですらない「取り下げ」という形で松本の自滅的敗北に終わった。「まっちゃんは裁判に勝った!」どころの話ではない。これを“和解”と言い張る一部の芸人仲間も恥を知るべきだろう。

芸能事務所関係者がいう。

「今回の遠藤さんの暴露こそ、多くの関係者が恐れていた事態です。常にこの可能性がつきまとい、あと何人の証言者が出てくるかまったく予想がつかないため、番組もスポンサーも松本さんの復帰に難色を示しているんです。松本さんサイドはメディアを使って、芸能活動再開に向けて盛んに“観測気球”を上げていますが、実質1年何もせず、会見も開かず……でスムーズに復帰なんてできるわけがありません」(芸能関係者)

Xでは「 #松本人志をテレビに出すな 」のハッシュタグが付いた投稿が10万件規模で大量拡散されている。「復帰直前に足を引っ張るような陰湿なことをするな」は、松本とその信者だけに通用する虫のよすぎる話なのだ。

「今後、活動復帰の観測気球を上げるたびに、次から次へと新たな被害証言が出てくるかもしれません。松本さんサイドも、まさかこれほど世論の反発があるとは、と驚いているはずです。復帰時期も大幅に後ろにずれ込む可能性が高くなりました」(前出の芸能関係者)

なぜ今ごろになって被害を暴露するのか?と聞かれたら、当事者の女性たちはこう言うのではないか。「松本、おまえが無反省のまま芸能活動を再開しようとしているのが気に入らないからだよ」と。その思いを誰が止められるというのか。松本は過去とここ1年の自分自身から、相応の報いを受けているにすぎない。

image by: Tonio Vega, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

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