石破総理に求められる「最高レベルの演技」と「安倍になる勇気」
仮に、本当に仮にですが、石破さんはどう考えても「トランプ的なるもの」が嫌いであり、どうやってもトランプの「味方」だという演技はできなさそうだから、ここは石破さんの好きにやらせて自滅してもらおう――政界にはそんなイタズラを考えている部分があるかもしれません。
麻生氏にしても、あるいは高市氏にしても、本人はともかく周囲には、そんな発想もあるのではと思います。
ですが、これはダメです。そんなことをしたら、石破さんだけでなく、日本全体が破滅してしまいます。ですから、石破さんにはどうしても「最高レベルの演技」をしてもらわねばなりません。それが嫌なら、本日ただ今、即刻退任してもらわねばダメです。
日本が絶対に隠し通すべきこと(1)在日米軍への態度
日本のリスクは石破リスクだけではありません。それ以上に怖い2つのリスクがあると考えておいたほうがいいです。
1つは在日米軍への態度です。沖縄で顕著ですが、全国にも「在日米軍が駐留しているのは負担だ」という態度があります。例えば米軍のヘリが事故を起こしたり(屋久島など)、緊急着陸したり(神奈川など)といった場合には、日本の報道は「危険だから米軍が悪い」ということになります。
基本的にトランプ支持者は「海外ニュース」など興味はないし、「世界のローカルな視点」などは持っていません。ですから、現時点ではバレていません。ですが、仮にこれからの4年間にこうした点がバレてしまうと、大変なことになると思います。
「こっちがカネもリスクも出してやって守ってやっているのに、米軍が負担だと?敵視だと?テメエが被害者だと?冗談じゃねえや、じゃあ、さっさと出ていってやるぜ」
ということになるからです。