馬場氏の“真意”が判明して、さらに大炎上中
馬場氏の“真意”について、政界ウォッチャー氏は次のように説明する。
「国語の試験は必ず問題文の中に答えがありますが、馬場さんのX投稿はそうではありません。作者の気持ちに寄り添い、最大限歩み寄って解釈しなければ、何を言おうとしているのかすら把握できないんです。今回、馬場さんはズバリ『韓国は北朝鮮の脅威に晒され、ユン大統領が戒厳令を出さなければならない状況に追い込まれた⇒日本も同様の脅威に晒されている⇒わが国も有事に備えて日本国憲法を改正し、緊急事態条項を整備しなければならない』――という意味のことを言っていました」(政界ウォッチャー)
国会議員の言葉にしては読解の難易度が高すぎるように思えるが、ということはまた、馬場氏のお気持ちを“誤読”したネット民たちが悪い、という流れになってしまうのか?
「いえ、今回の騒ぎは交通事故の過失割合に例えるなら10対0で馬場さんが悪く、維新関係者からも『お願いやから黙っといてくれんか』の声が聞こえてくるほど。さすがに“誤解を与えたのであれば申し訳ない”という居直りはできないと思います。それどころが、馬場さんがユン大統領の非常戒厳をポジティブに評価していることが明確になり、さらに炎上の火勢が強まっている状況です」(前同)
馬場氏が何を言わんとしているのかやっとこさ理解はできたものの、多くのネット民はその主張にまったく同意できないようだ。「むしろ馬場氏のおかげで、緊急事態条項の危険性がよくわかった」という趣旨のメッセージがSNSには多数投稿されている。
馬場氏は4日午後にもXで、「緊急事態条項という単語を出せばパニックになる方が多いですが権力の暴走を止める装置であると理解して下さい」と持論を展開。さすがに酒は抜けているだろうから、これは本音なのだろう。
だが、自民党改憲案の緊急事態条項における「緊急事態」は、国会の事後承認で宣言できるうえ、韓国のように議会決議による強制解除もできない。政令を定めることで、いくらでも国民の権利を制限できる危険極まりないものだ。当然、馬場氏には「深夜1時に改憲を言い出すおまえのほうが頭パニックだよ」「屁理屈はやめろ」など手厳しい批判が飛んでいる。
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image by: Hashflu, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons