中居正広「性加害お詫び」声明文のウソと欺瞞。すべては「フジテレビを守る」ため!? テレビ各局が中居擁護に必死な理由

2025.01.10
by 東山ドレミ
 

自爆は意図的!? 中居声明文の「ウソと欺瞞」を読み解く

中居は9日の声明で、「一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません」と断言してみせた。だが、ここであらためて確認しておくべきことがある。そもそも、そのような報道はなかったという事実だ。芸能ライターが説明する。

「中居が、いわゆるDV的なものも含めて暴力を振るったとか、それによって被害者女性が入院することになった、という筋書きの報道は、女性セブンや週刊文春はもちろん、その他のメディアでも見たことがありません。世界中をくまなく探せば、あるいはそんな“報道”も1つや2つは見つかるかもしれませんが、少なくとも主流ではありません。世間的には、9000万円という示談金の大きさから、女性の肉体を破壊するレベルの危険な性行為や、薬物使用を疑う声のほうがむしろ多かったくらいですから。要するに中居は、そもそも存在しない報道にドヤ顔で反論しているにすぎないんですよ」(芸能ライター)

相手の架空の主張を捏造し、それに反論してみせるのは「藁人形論法」という詭弁の典型だ。ただ、この手法が本領を発揮するのは時間制限付きの公開討論などリアルの場に限られる。多くの人々が何度も読み返す文章の中で用いれば、いともたやすくウソがばれてしまう。「手を上げる等の暴力は一切ございません」という中居の説明に対し、SNSなどで「じゃあそれ以外の暴力はあったのか?」「暴力的な性行為を行ったのか?」といった疑問が噴出するのは当然と言える。

「声明文は、それ以外も全体的にツッコミどころ満載でした。一読すれば、ほぼ確実に大炎上することが予想できたはず。にもかかわらず、中居はなぜ“自爆”してしまったのでしょうか?実は今、これに関して興味深い2つの説が囁かれているんですよ」(前同)

フジテレビを絶対死守する中居正広「デコイ説」

今回の声明文は、もし中居が自分で書いたのであれば、「いいちこ」の飲みすぎで脳みそが腐っているとしか思えないクオリティだ。ただ、通常このようなケースでは弁護士や炎上対策コンサルタントが文面を作成ないしチェックすることが多いだろう。にもかかわらず、この声明が世に出てしまった理由とは何なのか?

フジテレビの組織的な性加害関与疑惑から世間の目を逸らすために、あえて中居個人が炎上する要素を盛り込んだのではないか?というのが1つ目の説です。声明文は『当事者以外の者の関与といった事実はございません』としており、中居と被害者女性の2人の問題にすぎないという点が絶対死守ラインになっています。そのうえで、今後の芸能活動に意欲を示すというのは、意図的に世間を煽っているようにしか見えない、という見立てです」(前同)

たしかに、昨晩から今日にかけては、人々の批判の矛先はフジテレビという組織ではなく中居個人の下劣な人格に向けられている。これは、文春や被害者X子さんが意図しない展開かもしれない。結局、中居は芸能界引退に追い込まれる可能性が高いが、あえて見苦しく粘り、散々叩かれながら消えていくことで、人々の“批判疲れ”を惹起し、“デコイ”としての役割を果たそうとしているのだろうか。

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