中居正広「性加害お詫び」声明文のウソと欺瞞。すべては「フジテレビを守る」ため!? テレビ各局が中居擁護に必死な理由

2025.01.10
by 東山ドレミ
 

これ俺は悪くないべ?中居正広「違約金節約説」

先の芸能ライターが続ける。

「それからもう1つ、中居サイドとして高額の違約金や損害賠償を回避するには、あのように説明するしか方法がなかった、という説も有力視されています。今回のSEXスキャンダルによって多くの番組が収録中止となり、またCMスポンサー企業も莫大な損失を被ることになりました。この全責任を個人で負うのは非常に厳しいので、中居はあくまでも『芸能活動についても支障なく続けられる』状態にあることをアピールし、それを証跡として残す必要があった、という見立てですね」(芸能ライター)

たとえ番組やコマーシャルが打ち切りになっても、それはテレビ局やスポンサー企業の自由意志による判断であり、自分に責任は一切ない、と主張することができるわけだ。

ただ、どちらの説をとったとしても、中居がろくに被害女性に対し謝罪していないことや、フジテレビだけが不自然に守られる点は変わらない。

今回の中居の声明と、週刊文春の報道で決定的に食い違っているのは「フジテレビの組織的関与」についてだ。フジと一蓮托生なテレビ各局の報道にはまったく期待できないが、文春が近日中に放つであろう“三の矢”の内容が大いに注目される。

最後に、PDFファイルとして公開された声明の全文をプレーンテキストで引用しておく。

お詫び

この度は、皆様にご迷惑をお掛けしていること、大変申し訳なく思っております。
報道内容においては、事実と異なるものもあり、相手さま、関係各所の皆さまに対しては 大変心苦しく思っています。
これまで先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました。
私自身の活動においても、ご苦労を強いてしまっていることが多々発生しておりますので、 私の話せる範囲内でお伝えさせて頂きたいと思います。

トラブルがあったことは事実です。
そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。
解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです。
このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。
なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。

また、このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません。

最後になります。
今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります。
この件につきましては、相手さまがいることです。
どうか本件について、憶測での詮索・誹謗中傷等をすることのないよう、
切にお願い申し上げます。
皆々様に心よりお詫びを申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。

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image by: フジテレビ

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