「マックスで3回です。絶対に」編成幹部A氏が自白!?
「ホリエモンチャンネル」での長谷川氏の暴露トークは、その前日1月31日売りの“フライデー砲”の内容を踏まえることで、その重大性をより正しく理解できる。
フライデー誌が渦中の編成幹部A氏に直撃取材した記事だ。そこでA氏は、トラブルへの自身の関与について、「中居さんがX子さんと二人で会ったことも知らない」と否定した一方、中居の飲み会にX子さんを呼んだ回数について「マックスで3回です。絶対に」と答えている。
「このA氏の回答は『X子さんはA氏がセッティングした中居との会食の延長線上でトラブルに遭った』という週刊文春の主張と少なくとも矛盾しません。さらに、会見でフジ経営陣が否定した、トラブルへのA氏の関与を疑わせるものです。もちろん、長谷川氏の暴露とも整合しています。SNSでは『マックスで(最大回数で)~』という表現に疑問の声があがっています。『最低でも1回』などならわかるのですが、そうではなく『マックスで3回』で、それが『絶対』というのは、一体どういう記憶法なのだろうと…。フジもしくはA氏が、何かしらウソをついているのではないか、と感じた人は多いようで、これもまた、第三者委員会で徹底的に追及されることになるのではないでしょうか」(ネットメディア編集デスク)
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フジが10時間超の“やりなおし会見”を開いたのは先月27日。初回の大炎上を戦訓に、おしよせる疑惑の“水際撃滅”をあきらめ、大小191のメディアを会見場内におびき寄せて各個対処する意欲的な作戦だった。
そこでフジがいちるの望みを託したのが、「編成幹部A氏は“トラブル当日の会食には”関与していない」という事実だった。
大衆は論理ではなく感情で判断する。回答の内容よりも時間が重要性を持つ。ならば記者や視聴者が根を上げるまで会見を長引かせればいい。会見ではフジの想定どおり、一部の記者が感情的に経営陣を罵倒してくれた。SNSでは記者に対し「何様のつもり?」「どうしてこんなに偉そうなんだ」など、本筋ではない批判が増えていった。
会見翌日、週刊文春が記事内容を一部訂正したとき、フジ経営陣らは“不利なときは戦線拡大”を地で行く作戦の成功を確信したかもしれない。
フジを含むいくつもの局が、週刊文春の“世紀の大誤報”をはやしたて、「文春はおかしいと思う」という街頭インタビューを放送した。利害関係のあるお抱えコメンテーターたちもこれに追随し、文春の説明責任を追及する姿勢をみせた。世論誘導はテレビのお家芸だ。週刊誌ごときに負けるわけがない。
だが、そんな乾坤一擲の反攻を潰す敵が現れた。ホリエモン方面軍だ。長谷川氏の暴露は、その真偽はさておき抜群に面白く、強い説得力をもって拡散されている。古巣の疑惑を風化させるつもりなど一切ないらしい。
フジテレビはすべてを第三者委員会に委ねるのか。それとも裁判に訴えて「長谷川日記」を暴露されるのか。“日枝帝国”は前進も後退もできない疑惑の袋小路に追い込まれた。
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image by: フジテレビ | UK in Japan- FCO, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons