米もマグロも消滅!それでも日本が「他国ファースト経済」をやめない理由。食も文化も海外勢に「買い負ける」悲劇の戦犯

 

完全に国家の設計ミス、日本国民ばかりが損している

対策はただ一つ、「日本の経済全体が負けないこと」です。

買い負けによる排除は、非常に悔しいですし、そもそも日本の文化の良いところを、「ここまで海外にバラしてしまった」こと自体が失敗だと言えます。

ですが、では、隠せば良かったのかというと、そういう問題でもないと思います。

そうではなくて、先進国、つまり日本にインバウンドとして来るG7や欧州、オセアニア、東南アジア諸国のすべてに日本経済が独り負けしている、この状態が問題なのです。

自分の国の文化について、とりわけ食文化について買い負けが起きるというのは、完全に国家の設計ミスとしか言いようがありません。

この点だけは、声を大きくして叫びたいと思います。これは完全に政財界のミスだと。そしてそうしたミスを放置したまま、能天気に「クールジャパン」などとやっていたのは、自分も含めて猛省が必要だと思っています。

繰り返しますが、日本の経済における、これほどまでの「GDPを損なう空洞化」「自国の文化への買い負け」は大問題です。

この2つを徹底的に見直し、批判し、乗り越えるためには、あまり気が進みませんが、トランプ氏の言う「自国経済ファースト」というスローガンを発奮材料にしないといけないのかもしれません。

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東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を寄稿。米国と日本を行き来する冷泉さんだからこその鋭い記事が人気のメルマガは第1~第4火曜日配信。

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