なぜNHKは「中国が起こす人災=有毒黄砂」を「自然現象」のように伝えるのか?弱腰すぎる日本、私が求めるのは予報よりも「抗議」だ

Misty Tokyo cityscape, yellowish tint of sunlight
 

「有毒黄砂」をまき散らす中国に抗議できない日本の情けなさ

第一に、森林伐採や乱開発により中国奥地の砂漠化が進行していること、そして、第二に、利益優先の工業化による環境破壊、この二つが「有毒黄砂」被害の主要原因です。

そして、そのいずれもが中共政府の無策無能ぶりと恐怖政治による言論弾圧、そして倫理感の欠如がもたらしたものです。

こうした危険な事態に対して、日本政府が「抗議」はおろか、「遺憾」の意の表明すらしないのは、自民党やら公明党、立憲民主党といった守旧政党が中共べったりというよりも中共の「手先」に成り果てたからです。

私のような個人が、いくら腹を立てたところで、団塊の世代を中心とした人口ボリュームゾーンの年寄りは圧倒的に守旧政党の岩盤支持層なので、なかなか状況は好転しません。

それでも、40代以下の若い人たちは流石に目覚めつつあるので、国民民主党や参政党、保守党、れいわ新撰組などの新興政党へと支持を替えつつありますから、遠からず状況は好転するでしょう。

さらに、これは地球規模の深刻な環境破壊ですから、いつまでも世界の世論が放っておくはずもありません。反中共政策に舵を切った米国を中心に、国際的な圧力がかかり始めるのは時間の問題です。

とは言うものの、全ての変化は時間を要します。

たとえ、中共政府が瓦解し、新生中国の政府が積極的な環境対策に転じ、世界がそれをバックアップするようになっても、「結果」がついてくるのは遥かな未来です。(次ページに続く)

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