バレた結婚直前の“二重生活”。親が疑って探偵が暴いた「婚約破棄」の真相とは?

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探偵の仕事の中に「婚前調査」という業務があります。結婚を控えた相手を調べる調査ですが、浮気調査に次いで依頼が多い案件なのだそう。今回のメルマガ『探偵の視点』では現役探偵の後藤啓佑さんが、先日行った絵に描いたような婚前調査結果について紹介しています。

絵に描いたような婚約破棄

僕の仕事の中で、年に数回扱うのが「婚前調査」です。

その名の通り、結婚を控えた相手を調べる調査。

個人案件の中では、浮気調査に次いで依頼が多い案件です。

先日行った調査は、まさに絵に描いたような結果となりました。

■依頼の経緯

依頼者は大手企業の息子さんの親御さん。主にお母様とやり取りをしました。

依頼内容はシンプルで「息子の婚約者が本当に信頼できる人物なのかを知りたい」というもの。

婚約者の女性はすでに息子さんと将来を約束していましたが、親としては不安が残っていたようです。

調査はまずバックグラウンド調査(いわゆる反社チェックなど)を行い、その後3日間、彼女が一人でいる時の行動を追うことにしました。

■1日目の調査

日曜日の朝、彼女は自宅を出て息子さんと合流し、デート。

ここまでは健全でした。

しかし16時に息子さんと別れた後、隣の市へ車を走らせ、カフェで休憩。すると、同世代の男性が現れました。

一見ただの友人にも見えましたが、食事を終えると二人はそれぞれの車で移動し、男性の自宅に入っていったのです。そして翌朝まで彼女が出てくることはありませんでした。

婚約者という立場で異性の自宅に宿泊するのは、どう考えても不自然。。。

■2日目の調査

当然、翌週の日曜日も追跡しました。

やはり昼間は息子さんとデート。

しかし夕方以降、またも別のレストランで男性と合流。買い物をした後、彼の自宅へ。そしてそのまま朝まで滞在しました。

ここまで来れば言い逃れはできません。明らかな浮気!

■依頼者への報告と結末

このことを依頼者さんに報告すると息子さんが以前「彼女が結婚式の日取りを決めようとしない」と愚痴をこぼしていたことも判明。証拠と合わせ、状況がつながりました。

その後、彼女を呼び出し問い詰めたところ、浮気を認めたそうです。ただし彼女は「別れるかどうか考えさせてほしい」と返答!

最終的に息子さんは「こちらから願い下げだ」と婚約を解消しました。

そりゃあそうですよね。

浮気がバレて問い詰められてるのに、「考えさせてほしい」は意味がわからない!(笑)

■まとめ

今回のケースはまさに「絵に描いたような婚約破棄」。親御さんが疑念を持ち、調査を依頼した結果、婚約者の二重生活が露わになりました。

判断から見ても、胆力ある女性ではありましたが、さすがに結婚には進めないですよね。

毎回こんなことが起こるわけではないですが極稀にこんなドラマのようなことが起こり得るんです。

今回は、先日行った婚前調査のお話でした!

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平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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