新年を襲った二つの大火災
2026年1月1日、元日。ヨーロッパの二つの場所で、象徴的とも言える火災が発生した。
スイス・クラン=モンタナの惨事である。高級リゾート地として知られるクラン=モンタナで、新年を祝う人々が集まっていたバーが大規模火災に見舞われた。
原因は、シャンパンボトルに装飾として付けられていた小型の花火の火が天井に燃え移り、フラッシュオーバーと呼ばれる現象を起こしたこと。
地下、あるいは半地下構造だったため出口が限られ、逃げ遅れた人が多数発生した。現時点で40名以上が死亡し、115名以上が負傷している。
しかも、遺体の損傷が激しく、身元確認が困難なケースも多いと報告されている。
「祝祭」と「一瞬の過信」が、取り返しのつかない結果を招いた出来事ではないか。
アムステルダムの歴史的教会消失
同じ元日、アムステルダムでは歴史ある旧カトリック教会が大火災により消失。修復は不可能とされ、数百年にわたって受け継がれてきた建築と記憶が、一夜にして失われた。
新しい年の始まりに、過去の象徴が燃えて消える……偶然として片づけるには、あまりにも象徴的な出来事だと感じるのは僕だけか。
ブルガリアのユーロ導入が意味するもの
一方で、同じ2026年1月1日、ブルガリアは正式にユーロを導入し、名実ともにEUの一員となった。
通貨の統合は、経済的な利便性と引き換えに国家の主権や独自性を一部手放す選択でもある。
これは「善悪」の話ではなく、世界がより大きな枠組みに統合されていく流れの一つの節目なのか—(『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』2026年1月10日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)
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