結果を出す営業マンは「飲み会」をこう使っている。学びと成長につなげる習慣術をプロが伝授

 

最も重要なポイントはここからだ。

飲み会で素晴らしい気づきを得たとする。これはいいこと。

しかし、どれだけ学んでも「いい情報を手にしたな」といって満足するだけなら意味がない。

伸びる人と伸びない人の決定的な違いは「翌日に、一つでも具体的な行動に移したか」という一点に尽きる。

・仕入れたトークをお客様に試してみる

・聞いた視点を元に、ヒアリングの項目を一つ増やしてみる

・気づいたニーズを反映して、提案書の一文を書き換えてみる

小さくてもいい。

とにかく即座に動いて自分の仕事に実装する。

学びを行動に変えて初めて、投資した時間とお金は回収できる。

もう一つ、忘れてはならない視点がある。

それは、飲み会という場が「コミュニケーションの実践訓練の場」になるということだ。

・誰がさりげなく全体の空気を読んで場を回しているか

・誰がグラスの空きや注文に細やかな気配りをしているか

・逆に、どんな振る舞いがその場の空気を壊してしまうのか

これらを客観的に観察するだけで、対人関係のスキルは飛躍的に磨かれていく。

営業とは、究極の人間理解だ。

相手の心理を読み、心地よい空間を作るトレーニングとして、これほど最適な場所はない。

仕事帰りの飲み会は楽しむだけでもいい。

それ自体を否定するつもりは全くない。

しかし、同じ2時間、同じ数千円を使うのであれば「将来の自分のための生きた時間」にしたいもの。

ほんの少し意識するだけで、今後の飲み会は「最強の学習の場」へと変わる。

次にグラスを持つとき「さあ、今日はこの席から何を持ち帰ろうか?」と問いかけて欲しい。

これであなたのステージは一段も二段も引き上げられる。

【本日のポイント】

・成功者からは「なぜそうしたか」の思考プロセスを聞き出す

・お酒の席で得たことを必ず翌日に一つ行動へ落とし込む

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群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への定期研修、講演、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 個人の営業マン向けとして【営業通信講座】や個人コンサルティングも実施。 2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を教えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として営業を教えられる講師の育成も取り組む。 2019年までに56冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。

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