かつてのANAにあった物語
かつて私が在籍していた頃のANAには、泥臭くも熱い”物語”が溢れていました。経営難の時代に自分たちの給与を削ってまで社員に「モチ代」を配った経営陣。ホノルル就航の初日に、現場のクルーと泣きながら抱き合って「ありがとう」と言葉を交わした役員やスタッフたち。そこにはいつも、数字やシステムではなく、明確な「人の顔」と、それを繋ぐ「言葉」がありました。だからこそ、現場の社員は誇りを持って働き、お客様も「またこの飛行機に乗ろう」とANAファンになってくれたのです。
そして何よりも、キャリア志向がみじんもなかった私が今も働き続けているのは、「JALに追い付け! 追い越せ!」と社員一丸となって頑張っていたANAの先輩たちに出会い、働く楽しさを知ったからです。ANAという会社の一員にならなければ、今の私はなかった、といっても過言でありません。
経営陣にはANAの原点である、日本ヘリコプター時代を支えた先人たちに思いを馳せてほしいです。
みなさんのご意見、お聞かせください。
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