イラン戦争の現在
イランの弾道ミサイル攻撃で、米兵が3名死亡したが、これに対する報復攻撃を11日間も続けている。この攻撃に対して、イランも報復攻撃をして、戦闘が拡大している。この中には、アマゾンのバーレーン中央データセンターを破壊したことも含まれる。
このため、カタールは、緊張を緩和するため、10日間の停戦とホルムズ海峡の船舶制限の解除という提案をイランと米国にしたが、イランが拒否した。
トランプ氏の度重なる核攻撃の脅しから、イランはナタンツ近郊に強固に要塞化されたピッケール山の奥深くのトンネル内に、数千基の核遠心分離機を移設したようである。この施設でウラン濃縮を継続して、核兵器化するようである。米軍はバンカーバスターで攻撃したが到達不可だったようである。
11日も継続して攻撃した結果、米当局者は、「補給不足と戦闘被害のため防空ミサイルと長距離弾薬が十分にないため、作戦を安全に持続することができずにいる」という。このため、12日目の攻撃を中止した。
しかし、トランプ氏は23日、イランに対し「大規模な攻撃を検討している。かつてないほどの規模だ」と明らかにした。この攻撃を行うために、輸送機を米国から英国に飛び、その後、中東に向かっている。
そして、英国のバーナム新首相は、米国によるイラン攻撃のための英国RAFフェアフォード基地使用を承認した。
だが、トランプ氏は、米軍に24日金曜夜のイランに対する「大規模攻撃」を実施しないよう命じた。これは、オマーン代表団がホルムズ海峡の再開に向けた協議のためテヘランに到着したことで、期待したからのようだ。
同時にイエメンのフーシ派は、紅海の出口のバブ・エル・マンデブ海峡を封鎖した。これに対して、トランプ氏は21日、フーシ派が紅海の封鎖に踏み切れば、米国は「対応せざるを得ない」と警告した。これに対して、フーシ派は、バブ・エル・マンデブ海峡を封鎖していないとし、海上封鎖の対象はサウジのみであるという。
米国とアラブ諸国は、イスラエルが今回の戦闘に加われば紛争が制御不能に陥ると懸念して、イスラエルの戦闘参加を抑えている。米軍は多くのKC-135R空中給油機をイスラエルに置いている。防空ミサイルをイスラエルに配備したようであり、かつイランの攻撃を受けないようにしている。
イランが核兵器を持つ方向であるので、米国とサウジが、原子力技術共有協定を正式に締結した。米企業による原子炉建設が可能となるが、サウジによるウラン濃縮を認めることにもつながるが、「アブラハム合意参加」が条件であり、イスラエルとの国交正常化が、必要になる。
トランプ米大統領は23日、ペルシャ湾およびその周辺で船舶などが攻撃による被害を受けた場合、米国が管理するイランの凍結資産で補償すると表明した。
イランは、米国戦略石油備蓄(SPR)の在庫が8月中旬までに危機的な水準まで低下し、原油価格が約120ドル/Bに達するのを待って、取引を開始するようだ。そうすれば、最終的にトランプ氏はイランの条件を受け入れざるを得なくなると読んでいる。
7月26日朝9時現在の状況であり、非常に早く事態が動くので、X等で事態の推移を追いかけてください。
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