プーチンが負ければ「核使用」でキーウ消滅も。トランプ米国の核攻撃がトリガーになる「連鎖核戦争」の恐怖

 

ウクライナ戦争の現在

ウ軍のシルスキー軍総司令官が、ゼレンスキー大統領によって解任された。国民からの人気が高いフェドロフ国防相との対立が公になり、国内各地でシルスキー氏に対する大規模な抗議デモが展開されていた。総司令官の交代は2年5カ月ぶりで、後任にはドラパティ統合軍司令官が就く。

ウクライナ国民が最も信頼する指導者の調査で、

1位:ヴァレリー・ザルジニー — 70% 2位:ミハイロ・フェドロフ — 65%(わずか1週間で30%上昇) 3位:キリロ・ブダノフ — 62% 4位:ウラジーミル・ゼレンスキー — 59%

最も顕著な変化は、ミハイロ・フェドロフへの信頼度の急上昇だ。わずか1週間で支持率は35%から65%に跳ね上がった。一方、オレクサンドル・シルスキーへの信頼度は39%から23%へと急落した。

それと、ロシア衛星の情報でイランが中東で米軍人を標的にしているとの報告後、米国内の右翼からウクライナ支援に大きな支持を得始めている。米国が本格的にウクライナ支援になり始めている。

戦火では、ウ軍は、ロシア国内のもう一つの大規模なワイルドベリーズ倉庫を破壊している。

このため、ロシアは、国民総動員の準備をしている。プーチンは、戦争に勝っているというが、勝っているはずの国が、「誰もが祖国を守るべきだ」というスローガンの下、当局は現在、女性、年金受給者、障害者、そして基本的に奉仕する意思のある人なら誰でも──年齢、性別、健康状態を問わず──徴兵することを提案している。

第2次世界大戦の敗戦間際の日本を思い出す展開になっている。しかし、気を付けなければならないのは、プーチンが負けそうになれば、核兵器を使う可能性が増すということである。水爆は使えないが、戦術核兵器なら、キーウ全体を破壊できる。

特にトランプ氏やネタニアフ首相が核兵器でイランを攻撃したときは、ロシアはウクライナを核攻撃する事になるということである。

この時には、正当性を確保できるからだ。

日本の状況は?

高市首相は、骨太の方針を発表したが、円安が加速する方向であり、支持率も50%割れになって、国民もインフレ加速により生活レベルが下がり、当初から心配していた通りになっている。

メリハリをつけるべきで、議員数の削減は行わず、新幹線建設も高速道路建設も成長戦略も全部を行うほど、財政的な余裕がないし、投資家からの目にどう映るかという視点がないことで、「責任ある積極財政」ではなく、放漫財政と見られているようだ。

経済は、論理ではなく心理学であるという原則を政権の裏にいる評論家は、肝に銘じることである。

このため、円ショートになって、円安が進行している。これを止める為替介入もできない。外貨準備の米国債の売却をベッセント財務長官から止められているからだ。このため、GPIFの資金で円買いを行いたいが、GPIFも急には配分の見直しができない。

もう1つ、10年国債の金利が上昇して、円安を止めることより、金利上昇を止めることが優先度で高く、そちらにシフトしたことで、円安を止める方法がなくなっている。

そうしたら、高市首相は、内閣改造と党役員人事の検討に入るという。実施時期は8月や9月だという。どうなるかだが、経済の見方を変えないといけない。

この記事の著者・津田慶治さんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • プーチンが負ければ「核使用」でキーウ消滅も。トランプ米国の核攻撃がトリガーになる「連鎖核戦争」の恐怖
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け