高市早苗「時間稼ぎのための時間稼ぎ」という悪手。円安で苦しむ国民を放置する与党は何を待っているのか?

 

「円と国の衰退をできるだけ緩和するのが最善」という諦め

そんな中で、生存のための唯一の道筋である国内の改革による二重経済緩和については、どうしても結果が出るようなイメージはしにくくなっています。そんな中での積極経済であり、更に減税と給付が不可避ということでは、やはり国際市場の見方は厳しいものとなるのは避けられません。

かといって、ポスト高市として取り沙汰されている茂木、林、小泉といった面々も、こうした国内改革に真剣に取り組めるかは疑問です。

そう考えると、政治に高望みは禁物であり、円と国の衰退をできるだけ緩和するというのが最善という諦めをするべきなのかもしれません。

その場合には、ここから先にどんどん具体化してゆくであろう、高市氏のサバイバルゲームというのは、国と通貨の現在位置を正確に推し量る効果は最低限あるのではないかと考えています。

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東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。メールマガジンJMM(村上龍編集長)に「FROM911、USAレポート」を寄稿。米国と日本を行き来する冷泉さんだからこその鋭い記事が人気のメルマガは第1~第4火曜日配信。

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