以前掲載の記事「ここ2年、上海に起きた「進化」が日本を完全に周回遅れにしている」では、中国・上海でデリバリーサービスが人気となり、どこにも出かけず引きこもって過ごす若者が増えているということをお伝えしました。今回のメルマガ『中国大連ビジネスリポート』ではメルマガ著者で大連在住の高瀬正博さんが、「大連のデリバリーサービス」の現状について、詳しく紹介しています。
大連のこの頃
今日の大連は、曇りで気温は-3℃/-7℃。普段は家に閉じこもって座りっぱなしの不健康生活から脱却するべく、意を決して玄関ドアを開けた途端に冷風が顔から体全体に纏わりついてきて、その時点で凍りついてしまうほどだ。
しかし諦めずに外に出て目の前の駐車場を抜けていくのだが歩く速さは遅くても顔に当たる冷気が実に痛い。5分ぐらいでそこを過ぎIT関係会社の入るビルが林立するところまで行くのにもう体全体が冷え切ってしまう。
でもさらに歩くと居酒屋、すし屋、米線、大連家庭料理、ハンバーガー店、フライドチキン、スパゲッティ、火鍋などの店が入るビルがある。昼夜を通して営業し、デリバリーもしている。実に商魂たくましい。本当に良く働いていると感心する。