寒い日と暖かい日が交互に訪れ、朝夕の冷え込みはまだまだ厳しいこの時期は、粘膜系統が敏感になると注意を促すのは、メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者・のぶ先生です。今回のメルマガでは、毎日の食生活で意識したい根菜類の摂取、特にレンコンとごぼうの効能について教えてくれます。
風邪予防に根菜類
【粘膜系統を丈夫にする根菜】
三寒四温で気温が上がったり下がったり。未だに空気は乾燥して、朝夕は冷え込みます。空気の変化に敏感なカラダの粘膜系統は、こうした変化に敏感になり、アレルギー症状や風邪をひきやすくなっています。
粘膜系統の働きを高めるために、食事に根菜類を上手に取り入れることで、こうした症状対策に役立ちます。
【呼吸器を丈夫にするレンコン】
目鼻や口腔内、呼吸器系統の粘膜を丈夫にする作用を持つレンコンは、キンピラなどにして毎日こまめに食べておくとよい食材です。
粘りのあるレンコン独特の食感が、呼吸器や目鼻など、空気に触れるところの防御作用を高めてくれます。また、腸の働きを刺激して便通をうながし、カラダの毒素の排泄をうながす効果もあります。
【腸内を丈夫にするごぼう】
ごぼうには腸管の働きを高め、豊富に含まれるオリゴ糖の働きで、腸内のバクテリアの環境を整えて、カラダを芯から温めてくれる作用があります。
便通をうながすばかりでなく、全身の血流をうながし、足腰を丈夫にして、免疫力を直接高めてくれるごぼうは、常備菜として毎日取ることをオススメします。春先に腸内環境を整えておくことで、花粉症や春のアレルギー症状の予防にも役立ちます。
インフルエンザ対策をして、大風邪をひくこともなく丈夫なカラダを維持し続けることが、花粉症や春先のアレルギー症状対策にも役立ちます。毎日の食生活、大事に過ごしたいですね。
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