皆さんは、ご自分の顔色、日々確認していますか?全身の肌の色は気にしていますか?メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者、のぶ先生によれば、顔色は2~3日前からの体調が出て、黒ずみ(色素沈着)は何年越しかのたまったカラダの疲れがそこに現れているのだそうです。まずは、よくあるカラダに黒ずみについて、考えられる原因を教えてくれました。
色素沈着は疲労の目安
【色素沈着とは】
長年無理がかかったカラダの場所って、他の肌の色と比べて黒くくすんでいることがあります。そんな黒ずみのことを「色素沈着(しきそちんちゃく)」とよびます。
【色素沈着エトセトラ】
- 長い間座りっぱなしの人は、「お尻の坐骨」がイスにあたるあたりが黒く変色しています。
- がんばって、カラダに鞭打って過ごしてきた人って、「腰のベルトのあたり」が黒く色素沈着しています。
- 精神的に我慢をかさねてきた人は、「肩甲骨」のあたりがやっぱり黒く色がついている。
- 気が向かないのに、人から頼られやらされることの多い人は、「ひざの下」が黒く目立ちます。
- 他人に頼られ寄りかかられて、がんばって人のことを支えてきた人は、「首肩のつけ根」のあたりが黒く変色しています。
【長年の疲れは、こまめに解消】
心とカラダはつながっています。肌の色が変わるほど、気持ちのストレスを抱えているようなら、人との過ごし方や時間の過ごし方を変えていく必要があります。
肉体疲労が慢性化している人は、休憩時間を増やす工夫が必要ですね。肌の色はカラダからのメッセージ。わかりやすいのは顔の色。顔の気色、血色がよければ元気のサイン。
顔がくすんで見える日は、寝不足や心の負担でカラダが疲弊しているサインです。顔色はその日から2~3日前の体調を示してくれますが、色素沈着は何年越しかのたまったカラダの疲れ。
わかっていてため込んでいるカラダの疲れをそのままほっておくことは、さきざき体力でカラダが支えられなくなった時、最初に故障する原因です。わかっているカラダの疲れは、原因を明確にして取り除くことができます。
大事な大事な自分のカラダ。時々鏡で全身の「色」、気にしてみてあげてくださいませ。
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