「頑張る教師」ほど子どもがダメになる?やりすぎが招く「依存の学習」の怖い真実

Primary,Boy,,Japanese,Girl,And,The,Female,Teacher,Who,Experiment
 

「責任感が強い教師ほど、子どもに関わりすぎてしまう」——そんな皮肉な構造が、子どもの成長を静かに妨げているとしたら?短期的にはうまくいくように見える”手厚い関わり”が、長期的には自分で考える力や失敗から学ぶ機会を奪ってしまいます。今回のメルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では、著者の松尾英明さんが、教師が陥りがちな「やりすぎの構造」とその処方箋を鋭く解説します。

教師がやりすぎてしまう構造的理由

教師は、 やりすぎてしまう生き物です。

そしてそれは、 能力の問題ではありません。

構造の問題です。

なぜ、やりすぎるのか。

理由はシンプルです。

「責任が重いから」です。

・この子を伸ばさなければならない ・失敗させてはいけない ・ちゃんとさせなければならない

この意識が強いほど、

人は「介入」を増やします。

しかしここに、 大きな誤解があります。

それは、

「関わるほど良い結果になる」

という前提です。

これは半分正しくて、 半分間違いです。

関われば、

短期的にはうまくいきます。

・早く終わる ・ミスが減る ・整う

しかし同時に、

長期的には失われます。

・自分で考える力 ・試行錯誤する経験 ・失敗から学ぶ機会

つまり、

やればやるほど、 「できるように見える子」が育ち、

やらなければ、 「本当にできる子」が育つ。

この逆転構造です。

print
いま読まれてます

  • 「頑張る教師」ほど子どもがダメになる?やりすぎが招く「依存の学習」の怖い真実
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け