【薬に頼らない花粉症対策】キンカンを皮ごと食べて春を乗り切る

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あたたかくなるのは嬉しいですが、花粉症や年度末の忙しさでイライラしている人も多いのでは?そんな方には現役鍼灸師・のぶ先生が勧めるのが、皮ごと食べられるキンカン。風邪の予防にも効果があるそうですよ。

春にもキンカン

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.108より一部抜粋

かんきつ類として扱われるキンカンは、じつは「柑橘属」ではなく「金柑属」に分類されるちょっと異質な存在です。

特徴はミカン類などとちがい、果肉ばかりでなく「皮」ごとたべられること。やわらかい皮はほのかな苦みとゆたかな香りと甘み、そしてちょびっと酸味を感じます。

皮ごとたべられるキンカンの旬は冬ですが、カラダのゆるむ=抵抗力のおちる春こそキンカンをときどき召し上がっていただきたいです。

キンカンは皮に含まれる食物繊維のほか、豊富にビタミンC・Eをふくみ風邪の予防やお肌の美容にも効果があり疲労回復にも役立ちます。また豊かな香りと豊富なカルシウムのおかげで春のイライラをおさめてくれます。

あたたかい地方で収穫されるキンカンは室温でおいておけますし、小ぶりで手も汚れませんからチョコチョコ手を伸ばすことのできるおやつになります。ジャムや甘露煮にされることも多いですが、生のものをそのままたべてもフレッシュな香りとみずみずしさをたのしめます。

春の風邪や花粉症・忙しさのイライラや疲れを「小つぶでもたよりになる」キンカンで解消しましょう。

 

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.108より一部抜粋

【Vol.108の目次】
1.今週のイケテル・カラダ
・「春分」のころ
・春の保湿とスキンケア・チェック
2.今週のカラダ占い
・春先からのしもやけ対策
3.今週のくらしかたのコツ
・春は早起き
4.今週のレスキューレシピ
・春にもキンカン
5.Q&Aと鍼灸臨床ノートから
・春の下痢
・忍びの養生
・忍は勇気
・春分のメルマガにそえて

 

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』

著者/のぶ先生
臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。
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