「身の丈にあったビジネス」より、背伸びする生き方の方がいいワケ

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起業化や経営者が座右の銘身のように口にする「身の丈にあったビジネスを」という言葉。しかし、プータローからアフリカで300億円を稼ぐまでに成功した石川直貴さんはご自分の経験から、身の丈にあったビジネスは状況や環境や才能が揃ってこそという逆説を唱えます。

身の丈にあったビジネス

『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』 Vol.3より一部抜粋

身の丈にあったビジネスをしなさい。

これは僕が起業する時に言われた言葉です。

そして、日本に帰るたびに、身の丈にあったビジネスを着実にこなしていきたい。といった経営者に出会います。

この考えはとても正しい考えだと僕は思います。

しかし、自分のビジネスを振り返ってみるとどうなのか?

僕ははたして、身の丈にあったビジネスを展開して、アフリカで10年以上生き残り、アフリカで一定の成功をつかみ、日本では出版を果たし、最近では講演依頼を多く受けて、メディアで注目され、現在を迎えているのでしょうか。

決してそうではないと思います。

僕は身の丈にあったビジネスどころか、背伸びしても届かないようなビジネスにずっと挑戦してきました。

世間一般から言うと、無理だと言われるようなことも多く経験してきました。

意識して、背伸びしたビジネスを展開したわけではないのですが、当時の僕にとって、ビジネス自体が全て背伸びすることの連続だったのです。

僕はビジネスを始めた頃、何者でもなく、特殊なスキルを持っていたわけでもありません。

もし、当時、身の丈にあったビジネスをずっとしてきたら、絶対に僕は潰れていたと思います。

おそらく、今いるスタッフもついてきてはくれなかったでしょう。

何者でもなかった僕が身の丈にあったビジネスをすると、面白みのないビジネス展開しかできませんし、そんなビジネスに、誰が興味を持ってくれるのでしょうか。

もし、僕が状況や環境や才能に恵まれていたのなら、身の丈にあったビジネス展開をしても生き残ることができたでしょう。

しかし、僕はそんな人間ではありませんでした。

何もかもが揃っていない中でスタートし、普通の会社ならとっくに倒産してしまうようなことも何度も経験しています。

さらに悪いことに、僕は才能あふれる人間というわけでもありません。

人から小馬鹿にされることも数知れずです。

世の中の経営者にお会いすると、みんななにか光るものを持っていて、すごく羨ましい気持ちになるのも事実です。

だから、身の丈にあったビジネスは状況や環境や才能が揃ってこそだと思います。

もし、今伸び悩んでいらっしゃる方がいましたら、一度大きく背伸びをしてみてはいかがでしょうか。大きく羽ばたくためのヒントになるかもしれません。

 

『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』 Vol.3より一部抜粋

【Vol.3の目次】
1. 今週のアフリカ
2. 身の丈にあったビジネス
3. Q&Aコーナー(治安について)
4. 編集後記

 

『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』

著者/石川直貴(金城拓真)
1981年、沖縄県生まれ。タンザニア、ベナン、マダガスカルなどを拠点に、41のアフリカ企業の経営に携わる(2012年1月現在)。メルマガにはビジネスヒントはもちろん、刑務所にぶち込まれたり、銃で撃たれたりといったアフリカでのびっくりエピソードもちりばめられている。
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