今年はたくさん見られそう!クリスマス前の「ふたご座流星群」

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ロマンチックな冬の風物詩「ふたご座流星群」。今年は観測条件がここ数年で最高ということで、メディアでも多くの注目を集めています。メルマガ『1日1粒! 「幸せのタネ」』では、「ふたご座流星群」を見るためのさまざまな条件を紹介しています。家族と、恋人と、友人と…あなたは誰と一緒に見ますか?

【今日のタネ】そろそろ準備 ふたご座流星群

みなさま、こんにちは。マインドマップインストラクターの須田です。

冬の風物詩、色々ありますが、星空ではなんといっても「ふたご座流星群」です。

三大流星群の一つです。

あとの二つは1月のしぶんぎ座流星群と夏のペルセウス座流星群です。

ただ、この二つは流星がたくさん飛ぶ時間帯が夜半過ぎで、観測しようと思うと夜更かし必須。

特に子供達と一緒に観測するのは難しいものです。

その点、ふたご座流星群は20時以降ぐらいから観測できますので、子供と一緒にはもちろん、翌日仕事…という大人とっても楽しみやすいですね。

流星群というのは、ある一定の時期に、決まった方向を中心にたくさんの流星が見られるものです。

ふたご座流星群はふたご座の方向が中心になる、ということです。

とは言ってもふたご座がどこか…という方。

まずはオリオン座を見つけてみましょう。

この時期、夜の8時を回ると東の空三つの明るい星の並びが目立つはずです。それを囲むこれまた四つの明るい星。それがオリオン座です。

それよりも少し天頂付近に二つ明るく並ぶ星が見つけられたら、それがふたご座のカストルとポルックスです。弟のポルックスの方が一等星です。

だいたいで構いません。明るく見える星がたくさん並んでいる方向を見ていると、そこを中心に流星が飛ぶはずです。

一番よく飛ぶだろうと予想されているのが、今年ですと14日(月)の夜から15日の未明にかけて。

その前、13日(日)の夜から14日の未明にかけてもたくさん飛ぶと期待されています。

流星は空が暗いほどたくさん見ることができます。

今年は新月が12月11日。13日、14日は細い月が夕方西の空に見えますが、すぐに沈んでしまうので、流星を見る方向、時間帯には月明かりは影響しません。

月の条件がいいので、今年のふたご群はとても期待が持てます。

ただ、それでもお天気には勝てません。

快晴でないと流星観測はできません。

もし13日夜、14日夜が雨や曇りだったとしても、その前後、12日から16日頃までは、普段よりもたくさんの流星が見られると思いますので、晴れているかどうかのチェックは怠りなく。

暗いところで極大(たくさん飛ぶこと)の時間帯にあたれば、最高で1時間に40個から80個ぐらいは観測できると予想されています。10分も見ていれば数個の流星が見られるということですから、これはチャンスです。

今のうちに、東から南の方角が開けている、観測に使えそうな場所を探しておきましょう。

そして、できれば数人で観測を。

夜、暗いところで一人ぽつんと星を見ているのはトラブルに巻き込まれることもないわけではありません。

親子で、隣近所で、会社の同僚と、恋人同士で、ぜひ「流星探し」を楽しんでください。

image by:Shutterstock

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