成功する人は、そもそも他人と「道の選び方」が違う

 

その人たちはどういうイメージを持っているかというと、「どちらかが目的地に行ける正解」ではなく、「どちらでも目的地に行ける」と意識しています。

地図を見て、ある目的地に向かって行くときに、右に行くのも左に行くのも、距離に違いはあっても、異なる曲がり方をすれば必ずどちらも着きますよね。

それと同じで、単なるルートの違いであり、正解か不正解かは関係がないのです。

ただ、

「みんなと違う方が面白いじゃん」
「みんなと違う方がみんなの知らないものをいろいろ見つけられるじゃん」

と思っているだけなんですね。 

そして結局、みんなと違う道を進んだ人に成功者と呼ばれる人が多いのは、それはそのルートが正解だったのではなく、

みんなと違って面白いこと
みんなの知らない特殊なもの

を見つけたり習得したりしたから、結果的に成功したということなのです。

そういう、単純なことなんですね。

だから、何か運命の選択肢に遭遇したら、「どっちを取っても何らかのゴールには着く」と意識すればいいのです。

どちらも何らかのゴールに着くのならば、あとはその異なる着き方を経験するときに、どちらのほうが面白いかどちらのほうが特殊な経験ができるかどちらのほうがネタになるかという考え方で選ぶと良いでしょう。

そうすれば、自然にみんなとは異なる、少数派の行動ができるようになるでしょう。

どちらの選択肢も、ゴールに行けるのです。

ただ、ゴールの行き方に、後々に面白いネタが見つかるかどうか、という違いがあるだけです。

そういう選択の仕方をしてみてはいかがでしょう?

【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)
・ある目的地に行くのに、2とおりの道があって、距離もほとんど変わらないとする。自分がどちらの道を選ぶかを考える際に、どんな基準で選ぶと、後々その行き方が自分にとってプラスになるか、その選択方法を考えてノートに簡単にまとめる。

image by: Shutterstock

 

ビジネス発想源』(無料メルマガ)
<まぐまぐ大賞2014・総合大賞受賞> 連載3,000回を突破した、次世代を切り拓くビジネスパーソン向けの情報メディア。
<<登録はこちら>>

print
いま読まれてます

  • 成功する人は、そもそも他人と「道の選び方」が違う
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け