最古の兵法書を読んでわかった、日本が中国・韓国と相容れない理由

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幼い頃から私達の心に染み付いている「ズルをして勝っても意味がない」という考え方ですが、この「常識」は日本独自のもの、と言うのは無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』著者の伊勢雅臣さん。今回は、日本最古の兵書「闘戦経」について書かれた書籍を紐解きながら、日本に古来から受け継がれてきた「美学」について言及しています。

国柄探訪:日本武人の闘い方

日本最古の兵書が平安時代末期に出ていると知って驚いた。つい最近出版された斎藤孝著「日本人の闘い方 日本最古の兵書『闘戦経』に学ぶ」からである。

平安時代と言えば、藤原氏が摂関政治を行い、源氏物語などの女流文学が花開いた平和な貴族の時代というイメージが強い。そんな時代から兵法があったのか、と思ったのである。

しかし、考えてみれば、九州の地から大和に進出して建国した初代・神武天皇、九州と関東を平定した日本武尊(やまとたけるのみこと)など、皇室の先祖はなつき従う部族は受け入れつつ、あらがう部族は戦い従わせて国家統合をなし遂げたのだった。

平安時代に入っても、東北地方を統合するために、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が征夷大将軍として派遣され、いまだ耕作を知らなかった蝦夷たちに農業技術を教えつつ、抵抗する勢力は武力で帰順させた。

こうして見ると、我が国は武人たちの努力によって建国、発展し、その上で花開いたのが平安時代の貴族文化だった。とすれば、そういう武人たちの闘い方を説いた書物が平安時代にあってもおかしくはない。その武人たちの闘い方とはどのようなものだったか。

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