本や音楽は「ごった煮ビュッフェ」時代へ。それでもコレなら選ばれる

 

それが、ブランド価値と言えるのではないでしょうか。

例えば、そんなビュッフェスタイルのビジネスの場で、多くの会社は「なんとかそこに参加させてもらう」という立場なのに対し、

「御社に参加していただけると、すごく広告塔として助かるんですよー」

と、場を仕切る者からお金を積まれて懇願されるような、圧倒的な信頼度

「御社の商品だけが目当てで、その場を利用するお金を払ってるんですよー」

ファンがつくような、圧倒的な商品力

そのように、「ごった煮のビュッフェスタイルの中でも目立ちまくっているほどの存在感がなければ、脆く消費されて終わりという儚い経営になるでしょう。

それだけの力を持ってようやく、そういう「ごった煮」のおトクなサービスから独立しても生きていける余裕ができます。

「ごった煮のビュッフェスタイル」の中に埋没してしまうような時代になった時に、自社はどのようにして生き延びることができるのか

それだけの力を持てるだけの準備を今からきちんと取り組んでいるか。

よく対策を練っておきたいものです。

 

今日の発想源実践】(実践期限:1日間)

  • 自分の業界で「他社のものも全部ひっくるめて月額でいくら」というようなサービスが出てくるとしたら、どのようなものになると思うか。自分の考えをノートにまとめる。(「そんなものは出てこない」という回答はせず、必ずそんなアイデアを作る)
  • そんなサービスが出てくると、自分たちにどれだけの損失やチャンスがあるか。簡単に計算してみる。
  • そのようなサービスが出てきてもきちんと利益を出すために今からできることは何か。考えてみる。

image by:shutter stock

 

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