いい人は自分の考え方に固執する
いい人は、先入観や固定観念が非常に強固で、思い込んだら曲げることがありません。
事実を示しても「そんなのはおかしい」と事実をねじ曲げます。
たとえば医者にかかったら薬を出してもらうべきだと考えている人は、副作用が大きいから薬は処方しないと医者に言われたら、ヤブ医者だと非難します。
経済学は正しいと考えている人は、現状の相場・経済状況を「経済学的にあり得ない」と事実の方に目をつむります。
それでいて、たとえば「昼休みに仕事をする同僚はおかしい」などと、「そんなのどうでもいいじゃん」と思えるような、ちょっとしたことにこだわります。
また、相手がどうすれば喜ぶかではなく、「こうすれば相手は喜ぶはず」と自分の思い込みで行動します。
その典型例が「あなたのためを思って言ってるのよ」という親のセリフ。
これも、ただ自分が言いたいだけで、その理由を「あなたのため」とすり替えて言い訳をしているのです。
結局「いい人」とは、いつまでも自分が中心の自己中なのです。