コンテンツマーケティングの話をするときによく聞かれる質問があります。「売り込みや商品・サービスの紹介はまったく行ってはいけないのですか」という質問です。売り込みや商品・サービスの紹介をまったく行ってはいけないということはありません。
民間放送連盟の放送基準に「週間のコマーシャルの総量は、総放送時間の18%以内とする」という基準があります。これを目安にしてもいいでしょう。コマーシャルの総量が2割以上を超えてしまうと消費者はうんざりしてしまい、テレビ離れを発生させてしまうと考え、消費者が離反しない一定の基準(18%)を設けていると考えられます。
感覚的にも妥当なラインといえます。売り込みや商品・サービスの紹介は2割以内にするのです。残りの8割以上は読者が見て「知って得する」「ためになる」「楽しい」コンテンツを展開する必要があります。
「知って得する」「ためになる」「楽しい」コンテンツには読者(視聴者)が集まります。読者はファンになります。オウンドメディアによるコンテンツマーケティングで情報発信を行うことで集客と売上拡大が実現できるのです。
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『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』
著者/佐藤昌司
東京MXテレビ『バラいろダンディ』に出演、東洋経済オンライン『マクドナルドができていない「基本中の基本」』を寄稿、テレビ東京『たけしのニッポンのミカタ!スペシャル「並ぶ場所にはワケがある!行列からニッポンが見えるSP」』を監修した、店舗経営コンサルタント・佐藤昌司が発行するメルマガです。店舗経営や商売、ビジネスなどに役立つ情報を配信しています。
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