さらにニューヨークでは、オフィス賃料の高騰からもシェアオフィスや、コワーキングスペース(Co-working space)の存在感が高まっている。
これについては、別途改めて特集したほうがいいぐらい大量の関連情報が出ているが、さわり程度に基本情報をお伝えすると、例えば、うちのブログで紹介しているシェアオフィスのWeWorkがパイオニア的存在。
様々な企画も実施しており、2012年には、飲料水メーカーのペプシがスポンサー企業となり、SOHOの好立地のスペースで独自のベンチャー企業支援を行っていた。しかも、ペプシ社員も入居し、スタートアップ企業との交流が彼らの仕事にもプラスになると伝えられている。
さらにWeWorkは名門大学のコロンビア大学とも提携し同大学の卒業生を対象とした起業家支援を実施。コロンビア大学の審査をパスしたスタートアップ企業71社が入居した。
(ご参考)
・NYの共有オフィスWeWork Labsでペプシが独自のベンチャー支援
・コロンビア大学がベンチャー企業支援のためNYに共有オフィスをオープン
このWeWorkに始まり、現在では、ニューヨーク市内各所やハドソン川を越えたニュージャージーの都市部にも新しいタイプのシェアオフィスが広まっている。
つい先日も、ニューヨーク市のウォール街から地下鉄(パストレイン)ですぐのニュージャージー州のオフィス街で一見するとギャラリーのようなシェアオフィスを発見。
イコール・スペース(=Space)というシェアオフィスで、受付の方にお話を聞いたところ、このシェアオフィスはオープンしてたったの2か月、ギャラリーやカフェスペースも内包する新たなタイプで、運営する会社自体も創業2年という新しい会社だった。
(ご参考)
・イコール・スペース(=Space)
他にも様々なシェアオフィスがある
・The 15 Coworking Spaces in NYC You Need to Know