この年末年始は映画ファン垂涎の大作が次々公開されました。その中から『映画野郎【無料メルマガ版】』恒例の激アツトークの俎上に載せられたのは、スター・ウォーズのスピンオフ『ローグワン』、バイオハザード最終作『バイオハザード:ザ・ファイナル』、そして映画野郎読者の皆さんなら見逃せないスリラー映画『ドント・ブリーズ』の3本の話題作。映画を誰よりも愛する編集部のお三方が語り尽くします!
『ローグ・ワン』『バイオ』そして『ドンブリ』! 2016-2017年末年始の注目三大映画特集トーク!!
じょ~い小川(以下、小川):さて、久々となりました通常版シネトーク、今回は2016年12月に公開となった『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』と『バイオハザード:ザ・ファイナル』。映画野郎読者の皆さんとしては、いま最注目といえる正月2大SFアクション大作について、存分に語っていきたいと思いますが……。
原口一也(以下、原口):ちょっと待った! これに公開規模が小さいけど、やはり野郎読者なら見逃せないスリラー映画『ドント・ブリーズ』も加えてよ。どうせ2人も見ているでしょ?
小川:もちろん! 単純に公開規模と話題性で先の2本にしましたが、改めて『ドント・ブリーズ』を加えた3本を柱にした2016年末の映画を語りましょう、と。
KANTO:『ドント・ブリーズ』は、『ローグ・ワン』と同じ週に公開ですが、映画野郎ど真ん中なジャンル映画なので、むしろメインで扱うべき作品ですよね。初日の1回目に観ましたよ。半年前から楽しみで。
原口:それくらいの作品だとは思うけど、公開しているスクリーン数が先の2本とぜんぜん違うんだよね……やってないシネコンがいっぱいある。で、この3本、単品ずつレビューするのもいいけど、共通点などもあったりして、比較したりするとまた見えてくるものもあると思うんで。
KANTO:なるほど。話し込むうちに、誰も気がつかなかない部分まで掘り下げることが出来るかも。
原口:まず、3本見たうちのどれがよかったかの順番が聞きたい。おれからいくけど、1番はもう断然、『ドンブリ』。
小川:丼? ドンブリね(笑)。
KANTO:そりゃ呼びやすい。
原口:『ドント・ブリーズ』の略で『ドンブリ』。「ドント・ブリーズ」ってちょっと言いづらいんで。ソニー・ピクチャーズのプロモーションでも「通称:ドンブリ!」って言っちゃってるし。
小川:配給公認ですか(笑)。
原口:そうそう。で、次が『バイオ』。最後が『ローグ・ワン』かなー。『バイオ』は意外と言っては何だけど、面白かった。
小川:うーん、実は同列……と言いたいけど、微妙に『ドンブリ』>『ローグ・ワン』>『バイオ』かな。点数で言えば同じ4つ星ですね。
KANTO:ダントツは、やはり『ローグ・ワン』で次が『ドンブリ』。『バイオ』は、今年観た全ての映画のずっと後ろに置かせてもらいます。理由は後ほど。
原口:それぞれなんでその順位になっているかは、単体で語る中で明らかにしていきましょう。